今回製作したのは、介護スタッフが日々の業務で使用するための、コーデュラ610P製オリジナルショルダーバッグです。介護の現場では、スタッフがさまざまな道具や小物を持ち歩く機会があります。訪問先への移動が多い場合には、必要なものをひとまとめにして持ち運べるバッグがあると便利です。
今回ご相談いただいたのは、介護スタッフが業務で使用する専用バッグの製作です。一般的なバッグをそのまま使用するのではなく、実際の業務内容や持ち運ぶものに合わせて、ポケットの位置や開閉方法、ショルダーベルトの取り付けなどを考慮したオリジナルバッグとして製作しました。
今回のバッグには、耐久性を重視してコーデュラ610PⓇテフロン加工を使用しています。

介護スタッフが日常的に使用するバッグでは、デザインだけでなく、繰り返し使用することを考えた生地選びも重要になります。今回は本体生地にコーデュラ610Pを使用しました。
コーデュラ系の生地は、一般的なバッグなどにも使用されている耐久性を考慮した素材です。毎日の持ち運びを想定したバッグだからこそ、用途に合わせて適した素材を選ぶことが大切です。ブラックのコーデュラ610Pを使用することで、落ち着いた印象に仕上がり、介護の現場でも使いやすいシンプルなデザインとなっています。。
今回のオリジナルバッグの特徴のひとつが、両マチの外側に設けたポケットです。バッグの正面だけではなく、左右のマチ部分にも収納スペースを設けることで、バッグ本体の収納スペースとは別に、小物などを整理して収納できるようにしています。介護スタッフが使用するバッグでは、必要なものをすぐに取り出せることも大切です。バッグの中にすべてを収納してしまうと、必要なものを探すためにバッグを開ける必要がありますが、外側のポケットを活用することで、使用頻度の高い小物などを分けて収納できます。オリジナルバッグの製作では、単純に「ポケットを付ける」のではなく、何を入れるのか、どこから取り出すのかを考えながらポケットの位置や大きさを決めることが重要です。

バッグ上部には、両開きの頭合わせファスナーを採用しています。2つのスライダーを中央で合わせる仕様にすることで、左右どちらからでも開閉しやすく、収納物を出し入れするときにも使いやすい構造になっています。
バッグを頻繁に開閉する用途では、ファスナーの使いやすさも重要なポイントです。今回のバッグでは、上部を大きく開けることができるため、収納物の確認や取り出しにも配慮した仕様となっています。

介護スタッフ用として使用することを考え、ショルダーベルトを取り付けられる仕様にしています。バッグ本体にはDカンを取り付け、ナスカンを使用したショルダーベルトを接続しています。両手を空けて移動できるショルダーバッグは、訪問介護など移動の多い業務にも使いやすい形です。
また、バッグ本体とベルトを取り外せる仕様にすることで、使用状況に応じて持ち方を変えられるのもポイントです。
今回のような介護スタッフ専用ショルダーバッグは、既製品を探すだけでは「ポケットの位置が合わない」「必要な収納スペースが足りない」「サイズが使いにくい」といったこともあります。そのような場合には、使用する人や用途に合わせてオリジナルバッグを製作するという方法があります。
例えば、
〇 介護スタッフ用バッグ
〇 訪問介護用ショルダーバッグ
〇 医療・福祉スタッフ用バッグ
〇 業務用ツールバッグ
〇 作業スタッフ用バッグ
〇 小物を整理できる専用バッグなど
使用する道具や作業内容に合わせて仕様を検討できます。生地についても、今回のコーデュラ610Pをはじめ、帆布、ナイロン、PVC系素材など、用途に応じてご相談いただけます。
バッグは、単純に「大きければたくさん入る」というものではありません。実際に使用するスタッフが、どのようなものを持ち歩くのか、どのポケットをよく使うのか、どのように持ち運ぶのかを考えることで、より使いやすいバッグに近づけることができます。
今回も、コーデュラ610Pの耐久性、両マチの外ポケット、両開き頭合わせファスナー、ショルダーベルトなど、業務での使用を考えた仕様を組み合わせて製作しました。当工房では、決まった形のバッグを販売するだけではなく、お客様の用途やご希望を伺いながら、オリジナルバッグの設計・サンプル製作・縫製加工まで対応しています。
「こんなバッグを作りたいけれど、どういう仕様にすればいいかわからない」という段階からのご相談も可能です。介護施設や福祉事業者、企業などで使用するスタッフ専用バッグや業務用バッグをお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。介護施設や福祉事業者、訪問介護などで使用するスタッフ専用バッグも、用途や収納物に合わせたオリジナル仕様で製作できます。使用する人に合わせた、使いやすいオリジナルバッグを一緒に形にしていきます。